言葉という漢字には「葉」という字が使われています。
何故、言葉には「葉」の字が使われているのでしょう。
もともと言葉は「ことのは」と言われていたのですが、「言(こと)の葉っぱ」という意味で、「口から発した言葉は、木から落ちた葉のように元の通りにはできない。落ち葉の様にその場で土に返っていきます。同じように言葉は、それを受け取った人の心に残りやすい。」から、と言われています。
つまりは「私たちの口から出た言葉は、相手の事などお構いなく、否応なしに聴いてしまったら受け取るしかなくなってしまう。だから、できれば良い印象になる素敵な葉っぱを渡そうね。」という先人の願いが込められている気がします。
受け取った葉っぱは、いつかは朽ちて土となって肥料になっていきますが、いつまでもその「ことのは」を心に留めて、腐らせてしまう人もいます。
自分を鼓舞してくれるような美しい「ことのは」ならば良いのですが、自分の自信を無くし、傷つけるような言葉なら、いつまでの心の中にとどめず、捨ててしまわなければ心の中で腐ってしまいます。
私たちは、美しい葉っぱを渡し、素晴らしい葉っぱだけを、心の中に受け取るようにしていれば、いつも心穏やかに幸せに暮らせることでしょう。
「美しい言葉だけを発し、素晴らしい言葉だけを心にとどめておく」ことが、幸せになる近道かも知れません。