偽我

偽我

偽我(ぎが)とは、蝶に似た蛾のように、本当の自分を知られたら皆んなにガッカリされる自分の事だと思います。だからこそ、他人に嘘をつかないように、自分の心にもウソをついてはいけないのですね。だからと言って、自分の思う通り、ワガママに生きた方が良いと言っている訳ではなく、偽物の自分を作らないように努力すれば良いのではないでしょうか。他人によく思われたい気持ちは誰にでも有るものだから、そこは否定せず、ありのままの自分を見られても恥ずかしくない自分作りをすれば真我(しんが)=「本物の自分」になったと言えるのでしょう。...
平凡人

平凡人

「褒められた時のみ信じ、否定されると恨むというのは真の平凡人」と言う言葉がありますが、私も含めて殆どの人がそうかも知れないですね…人は誰でも褒められれば嬉しいし、否定されれば残念に思います。しかし褒められてウキウキしても、その人の褒め言葉を疑うよりはマシでしょう。また否定されても動じない心は、信念を持って生きている証拠でしょう。平凡人であることは別にいけない事ではないと思いますが、世の中皆んなが平凡人であってはいけない気もします。やはりリーダーとなって上に立つ人には、出来る限り平凡人であって欲しくないと思うのは私だけでしょうか。...
浮気性

浮気性

昔から「浮気は治らない」と言いますが、色々な人達を観察していると「あながち外れてはいないのではないか」と思う事が多々あります。異性に対して浮気グセがある人は、その他の物事に対しても同じような傾向があるようです。これはあるお寺の和尚様から聞いたお話しですが「修行僧の中には、自分のやっている修行が辛いと、楽な修行のお寺に簡単に移ってしまうんだよ。でも大抵はそこでも長続きせずに、また他の寺に移る…そんな繰り返しをしている人は、結構な割合で異性に対しても同じなんだよなぁ」と仰ってました。これは修行僧に限った事ではなく、我々のような組織人にも通...
好意と愛

好意と愛

「好き」と「愛」は同じでしょうか?違うものなのでしょうか?私は人に対する好意と愛は明らかに違うものだと考えております。「好き」には様々な好意が含まれています。「あなたの優しさが好き」「あなたの気遣いが好き」「あなたの声、あなたの姿形が好き」好きには部分的な好意が込められている気がします。しかし「愛」となると、もっと包括的な形に変化していくようです。「あなたの良い所も悪い所も愛している」「あなたの全てを愛している」好きな人には愛を求めない時もありますが、愛する人には愛されたいと想う…それほど「好き」と「愛している」の間にはある種の隔たり...
一日一生

一日一生

朝起きて「今日という日を私に下さって有り難うございます。」と感謝できる人は、きっと今日という日を無駄に生きる事はないでしょう。また今日が終わり就寝する時に「今日という一日を充分に生きる事が出来たかどうか」を反省する人は、明日という日もきっと大切に生きることが出来るでしょう。こうした毎日を送ることで、一日一日が輝いてきます。そうした輝く日々が何年、何十年と続くと、人生そのものが光輝いてきます。このような一日一生の想いで毎日を送っている人とお逢いした時に、私は「あなたと出逢えて本当に良かった」と心の底から感動してしまいます。...
対機説法

対機説法

その人の機根に合わせて、話をして行く事の難しさは、人を指導教育した事がある人には良く理解してもらえる事かと思います。その人の機根に合わせるには、その人達の心の諸相が理解出来なければなりません。心の諸相を理解するには、ある程度の認識力の高さが必要となります。壇上に立てば、観客席の皆様の顔が認識出来ますが、同じ観客席に座っていたら、近くの人達の顔は認識出来るけれど、遠くに座っている人達の事までは見ることは出来ません。つまり同じレベル、同じ土俵に居たのでは、心の諸相を認識出来ないから、一段上に立てなければダメだと言う事になります。ですので、...