執筆者 西村 | 2024年12月05日 | カウンセリング
日本人は縄文の時代から、調和を旨とする生活を重視して生きて来ました。欧米諸国の民は個人の尊厳を大切にし、個々の進化と進歩を重視して来ました。この衝突が歴史上何度もありましたが、明治維新で個人主義の思想が日本国中に流れ、時代は大きく変わって行ったのです。それまで「家長は家と家族を護る。家臣は主君を護る。国家は民を護る。」これが当たり前でしたが、西洋的な個人主義が入り込んだ事で、自分の身は自分で守る考え方に段々と変わって行きました。個人を大切にするが故に、教育も積極的に行われ個人の能力は飛躍的に伸びていきました。無個性に近かった江戸時代ま...