四面楚歌

四面楚歌

四面楚歌(しめんそか)とは、「周囲がすべて敵や反対者ばかりで、助けがなく孤立無援の状態にあること」を指す四字熟語です。しかし、この言葉の由来を知っている方は少ないかも知れません。紀元前202年、項羽は「垓下の戦い」で、韓信の「十面埋伏の計」に敗れ、約十万の軍がどんどん減っていき、最後は親衛隊だけになったところで、「四面楚歌」といわれるように、項羽の故郷である楚の歌が聞こえてきます。実は、項羽を包囲した漢軍が歌っていただけなのですが、「楚も完全に陥落した」と思った項羽は「虞や虞や、汝を如何せん」と嘆きました。虞美人を敵の手に落とすわけに...
項羽

項羽

漫画キングダムが実写版になったりして、一頃流行っていましたが、その秦の時代の末期に、劉邦と天下を争った英雄が項羽です。年代で言うと紀元前200年ほど前となり、紀元200年頃の三国志の時代とは400年ほど開いています。項羽は、秦の始皇帝の息子、第二皇帝「胡亥」に反旗を翻し、諸侯を糾合しました。圧倒的な戦術と武勇で、秦を撃破し「西楚の覇王」と呼ばれました。その後、数年にわたって劉邦との間で繰り広げられた楚漢戦争の中で、歴史に残る名勝負として「鴻門の会」「彭城の戦い」「滎陽の戦い」「垓下の戦い」など、数多くのエピソードが小説や舞台化され、現...
四面楚歌

何でも出来る人

あなたの周りにも、「何でも出来るオールマイティな天才肌の人」が、何人かいるかも知れません。そういう人になりたいと思っても挫折してしまったことが、私にも何度もありました。笑オールマイティな人は、一見すると凄く羨ましくも思えますが、完璧主義的な傾向があるので、そこが弱点になる場合があります。例えば、歴史を紐解けば「項羽」は、そんな人物であったようです。戦えば必ず勝つ「百戦百勝の武神」と冠せられた項羽は、武芸は勿論ですが、書家としての才能や芸術家的な才能も持ち、兵法も纏めるなど、その天才ぶりをいかんなく発揮していました。しかし「百戦百敗」の...