若いうちは百点満点を目指して、一生懸命にやっていると思うのですが、中年期から晩年期に入ってくるにつれて、人生の速度を落とさなくてはいけない時期がやってきます。
その時に、若い頃のようにいつまでも百点を求めて生きていると、体調が悪くなったりしてしまいます。
90点、80点、70点の自分を受け入れること、例え70点であっても自分を自分で認めてあげるくらいが、丁度良いのかも知れません。
「他人に辛く当たったこともあるし、色々な失敗もあったし、人間としておかしなところもあったと思う。ただ、善と悪とを比べると、悪の方が多かったとは言えないだろう。善いことを行い、考えてきたことの方が多いように思うので、自分の人生は70点くらいかな。」と思えるようならば、「自分は、まぁこんなものかな。」と、ありのままの自分自身を受け入れてあげることも必要でしょう。
理想家で、あまりにも完璧を求めすぎると、自己処罰の観念が非常に強くなって、病気になりやすいと言われています。
癌や自死する人の中には、非常な完璧主義者が多いという研究結果もあります。
なかには「私は昔こういう悪いことをしてきたので、生きていること自体がずるいことではないか。」そんな気持ちで生きている人もいらっしゃいます。
しかし、80億人を超える地球の人々を見ても、悪いことをしてこなかった人々の方ほとんどいないことでしょう。
それでも神様は、そのありのままを見つめ、それでも「いつかは、その人が罪に気付き、反省し悔い改めること」を長い目で見てくれています。
そんな神様の気持ちを無視して「自分を自分の手で処罰すること」は、あまりにも傲慢で尊大なことなのかも知れません。
