マルキシズムと陽明学

マルキシズムと陽明学

マルキシズムと陽明学を比べると、「革命思想」という面と「行動を重視する思想」というところは似ているのですが、その開祖にあたる人の考え方はかなり違います。マルクスは19世紀半ばに色々な本を出しましたが、不平不満を中心とする「嫉妬の哲学」がマルキシズムであり、マルキシズムは「嫉妬からの行動学」なのです。確かに、陽明学を学んで乱を起こした大塩平八郎を見ると、確かにややマルキシズムに似たものを感じるかも知れません。しかし王陽明を調べてみれば、マルクスとはかなり違うタイプの人であることが分かるだろうと思います。陽明学の流れは、一時潜伏していまし...
絶対時間

絶対時間

私達の時間には「相対時間」と「絶対時間」があると言われております。相対時間は、誰にとっても同じように1日24時間であり、マルクスの言う「労働価値説的時間」です。労働価値説とは「単位時間あたりの労働の値打ちは等しく、生産に要する労働量が商品の価値を決める」と言う考え方です。しかし、この思想を否定する学説が、今後は主流となることでしょう。1時間と言う時間は、相対的時間としては誰にとっても同じですが、絶対的時間としては同じではありません。例えば1時間の講義を受けたとしても、「こんな内容のない授業はつまらないな。」と考えていれば、ただ苦痛の時...
一元管理

一元管理

大抵の先進国と言われる国では、大きな政府による一元管理を行おうと躍起になっています。私達の住む日本国も例外ではなく、マイナンバー制度を始めてして、国民を政府の管理下に置こうと一生懸命です。しかし、この一元管理は必ず失敗する事でしょう。何故なら過去の歴史がそれを証明しているからです。1700年代のイギリスで「国富論」を唱えたアダム・スミスの「レッセフェール」(なすに任せよと言うフランス語)と言う言葉に従い「自由放任経済」を採用した側が勝ち、マルクスの言うように理論と理性で経済をコントロールしようとした側が負けました。賢い人達が、社会主義...