和光同塵

和光同塵

若い人達は、力の限り、能力の限り、フルパワーでもって自分を表現しようとします。「自分を丸ごと認めてほしい。」と言う表れなのかも知れませんが、これは大きな鯛をドーンとまな板に乗せて「はい、どうぞ。食べて下さい!」と言うようなもので、相手は「どうやって食べろと言うのだ。」と言うことで、戸惑ってしまう事もあります。自分自身を丸ごと差し出しても、相手は食べられないだろうと思えば、刺身にしたり、煮付けにしたりするなど、食べやすいように調理していくと言う考え方も必要となります。エネルギーを強く出すことは出来ても、弱くすることが出来ないと、あなたを...
心理的な距離の取り方

心理的な距離の取り方

「相手のことが好きになると、遠慮なくズカズカと入り込んで行く」タイプの人は、人間関係で躓くことが多いようです。こうした方は、最初のうちは、犬が尻尾を振るように寄って来るので、憎めない感じで親しみ易く、お付き合いもし易いのですが、嫌いになったり、嫌われている事を知ると、とたんに天と地が逆転したかのように去って行きます。いわゆる「オールオアナッシング」の人で、「全か無か」の人であるのでしょう。こうした人は、他人を好きか嫌いかで判断するので、人間関係が広がりません。仲良くなっても、暫くすると喧嘩別れするような、そんな事を繰り返している方が、...
おべんちゃら

おべんちゃら

若い人達は「おべんちゃら」などと言う言葉は、もう使わないかもしれませんが、いわゆる「お世辞」と言うやつです。(笑)「綺語(きご)」とも言いますが、飾り言葉のことです。本心から思ってお世辞を言っている分には、自分も相手も傷つきませんが、「おべんちゃら」のように「損得勘定」あって「相手を持ち上げて何かを得よう」としている場合は、そのしっぺ返しは必ずやって来ます。相手側も、それが本心か本心じゃない位は分かっていますので、「こいつは嘘つきだ」という認定になり、「おべんちゃら」を使う人を信用しなくなります。お世辞も、人間関係の潤滑油として使って...
仕事の内容より人間関係

仕事の内容より人間関係

仕事のことで悩んでいる方の80%以上は、結局のところ「仕事場での人間関係」のことで悩んでいます。「上司が独断偏見で、全く人の意見を聞かない」とか「周りの人に嫌われている感じがして、何か行事があっても自分だけ誘われない」など、仕事内容とは違う面で、悩みを抱えている方が多いようです。まず大切なことは、学歴とコミュニケーション能力とは比例しないという事を、理解しておかないといけないようです。「あいつは良い大学を出たから、きっと良い仕事をするだろう」という先入観は、その人にプレッシャーを与えるだけでなく、自分に対しても「なんで一生懸命勉強して...
仕事の内容より人間関係

人間関係の距離感

「人の悩みの25%は人間関係」と言いますが、カウンセリングをしていると「50%以上が人間関係ではないか」と思ってしまいます。会社では、上司や同僚、部下とぶつかり、家では舅姑や子供のことで夫婦喧嘩し、友人とは仲間外れやイジメで悩んだりしています。大抵、こうした人間関係で悩む人は「オールオアナッシング」的な人間関係、つまりは「0%か100%か。好きか嫌いか。」で、人と付き合っている人が多い気がします。例えば上司とうまくいかない人は「上司の立場を考えず、同じ土俵に立ったつもりで意見を言い、上司が自分の意見を聞いてくれない。」と悩みます。部下...