執筆者 orior | 2026年07月24日 | 雑記帳
役小角という人は修験道の祖といわれ、七世紀か八世紀に活躍した呪術者です。諡は神変大菩薩と言い、賀茂の一族の出身とされています。大和の葛城山で修行をし、孔雀明王の呪法を習得し、吉野の金峰山や大峰山など多くの山を開きました。しかし、文武天皇の時に弟子の韓国連広足の讒言などにより、妖惑の罪、謀反の疑いをかけられ、天皇に軍隊を送られました。ところが役小角は呪力が強くて、なかなか捕縛できなかったので、役小角の母親を捕まえ人質に使って、降参してきた役小角をようやく捕縛したと伝えられています。そして、伊豆に流されましたが、夜な夜な富士山で修行をして...
執筆者 orior | 2026年01月20日 | 雑記帳
皆様は仏教の中に修験道が入っている感じがしているかと思いますが、実際には修験道は役小角が開祖とされる仙人系の「肉体中心修行」とされているので、純粋な仏教とは分離されるべきです。修験道や山伏などの仙人系は、中国のヨガ系から来ており、仙人道ともいいます。従って、精神修行を主にする仏教と修験道、仙人道は明らかにその修行の趣旨が違うことがわかります。また、武道の中でも修験道、仙人道を核にしているものも多く存在しております。もちろん、仏教系の精神修行を大切にしている武道もありますが、だいぶ少なくなってきている感じは否めません。仙人道、修験道は「...