異質体験

異質体験

渡部昇一さんは、著書の中で「作家など創造性の高い人のルーツを探っていくと、幼い頃の家庭環境に共通点がある。すなわち、目的のはっきりしない空き部屋があるような家に、住んでいた人に、そういう傾向が出ている」というようなことを書いてました。また、夏目漱石の書いたものを読んでも「子供のとき、住んでいた家には土蔵があり、そこに入って、よく独り遊びをしていた」ということが書いてあります。漱石は、その土蔵の中で和綴じの漢籍を紐解いて、漢文を読んだりしていたようです。このように、創造性の高い人は、子供時代に自宅に変わった部屋があったりして、そこで夏目...
空の袋は立たず

空の袋は立たず

この言葉は渡部昇一さんがよく使っておりました。「中身のない人間は独り立ちできない」と言う意味もありますが「収入がないと人間はまともな人生を生きることができない」と言う意味もあるようです。つまりは「独立独歩、自分自身の中身を良いもので満たすことで、収入を得て一人の大人として歩めるようになる」と仰りたかったのではないでしょうか。もちろん「袋の中身が何でも良い」「何をしてでも収入を得ろ」と言うことではなく「その中身と方法によって、その人自身が問われ時が必ず来る」と言うことなのだと私は思います。とは言っても、「福」がいっぱい詰まった袋が一番い...