執筆者 orior | 2026年05月12日 | 雑記帳
テレビでもラジオでもSNSでも、「自分の言っていることは正しい。あなたの言っていることは間違っている。」と声高に主張する方がいます。それは間違いを糺すという意味では、世の中にとって必要なことでしょう。しかし、過去の出来事や過去の人達のことに関することで、「これが正しい。あれは間違っている。」と考古学者のように議論するのは、不毛な感じがする時があります。仮に過去の偉人たちが残した書物に「このように書かれている」ということであっても、「彼らが今生きていたら、また内容を書き換えたいようなところもあるのではないか。」と推測できた方が、「健全で...
執筆者 orior | 2025年09月12日 | 雑記帳
法が治る国家を「法治国家」と言うように、一人の独裁者あるいは幹部層の人間だけで治められている国を「人治国家」と言います。「この近現代の中で、そんな非民主義的な国家があるの?」と言われそうですが、日本の近くにも複数国が存在しています。人治国家は、法治国家の皮を被りながらも、その実は独裁者の感情で、その国体をコロコロと変えて行きます。また人治国家には「表現の自由」「信仰の自由」が法律に明記されていても、無視される傾向にあります。つまり、現体制に対して批判的な人間は粛清されることになります。従って人治国家は「恐怖国家」になりやすいと言えます...
執筆者 orior | 2025年07月20日 | カウンセリング
今日のテーマは、歌の歌詞ようなテーマですが、まさにあの歌詞の様な事をお話ししようと思っております。というのも、多くの哲人が人生を川の流れに喩えて来たのには、それなりの理由がありました。ソクラテス、プラトンはもちろん、近年の日本では鈴木大拙、西田幾多郎も、人生というよりは「魂の生き方」を、川の流れに喩えて来ました。悠久な大河の流れにおいて、早瀬の様に流れが極端に早い場所もあるでしょう。瀧のように高いところから落下して「いったい自分はどうなってしまうのだろう」と、想うような時もあるでしょう。しかし、それは今世に限ったことではなく、ある時は...