「女は三歩下がって歩け」という言葉は、そのまま捉えると「女性蔑視」や「女性差別」に取られやすいですが、この言葉は日本古来からあった言葉ではありません。
もともと、日本人は女性を大切にする文化が根付いているので、「お前は女だから俺の後ろを歩いていれば良い」などという気持ちは、微塵もありませんでした。
むしろ「女性は神から与えられた、護らなければならない存在」と考えておりました。
また、推古天皇、皇極天皇、持統天皇など8名ほど女性天皇がおりましたが、ほとんどが十年以内の短い在位期間でした(推古天皇だけは36年と長かったようです)
これは、男性天皇が幼かったため、若しくは次代天皇が決まらなかったために、仕方なくリリーフ役として出られたからです。
本来、政治の世界でも、戦いの世界でも、「女性は矢面に立てず」が、暗黙のルールでした。
ですので、「女性は三歩下がって歩け」も侍時代から生まれた言葉で、「刃先が届かないように、私から三歩下がったところを歩いていてください」という、女性を護るための言葉だったのです。
その逆に、レディーファーストは「女性を盾として考える」という発想があったとも言われてますが、西洋では「卑怯にも後ろから襲ってくる輩がいるので、安全を確保できた空間に先に女性に入ってもらう」という発想で、レディーファーストが生まれたのでは無いかと、私は考えております。
因みに、日本では勝負を仕掛けるときに、後ろから襲うことは「武士の風上にもおけない卑劣な行為」と捉えられていましたので、女性を自分の後ろに歩かせるようにしたのでしょう。
