「男はつらいよ」の中で寅さんは、愛についてこのように答えています。
「最初はイイ女だなぁと思う。
その次には、話をしたいなぁと思う。
その次には、もうちょっと長く側にいたになぁ思う。
そのうち、なんか気分が柔らかくなってさ。
あゝこの人を幸せにしたいなぁと思う。
この人のためだったら命なんかいらない。
もう俺死んじゃってもいいと思う。
それが愛ってもんじゃないのかい?」
この場面を観ていて、なんだか涙が出て来てしまいました。
「そうそう、そんな素朴に人を愛していたんだよなぁ・・・」
寅さんの言う愛を忘れてしまった自分に、涙が出てしまったのかも知れません。
皆さんは「愛って何なの?」と言う質問が来たら、どう答えますか?