心理学と宗教

心理学と宗教

フロイトは心理学と宗教を明確に分けていた様ですが、ユングは「宗教的真理の中にも、科学的真理と同じものがある」と考えていた節が見受けられます。心理学は、絵を描かせたり、箱庭を作らせてみたりすることで、その人の心の中に潜む「悩みの原因」を推測して行くわけですが、「悩みの解決」と言うところでは、宗教は何千年も行ってきた実績もあります。その答えによって、救われたか救われなかったかは、宗教の方は統計学的には分からないかも知れませんが、救われる人が少なかったのならば、何百年も何千年も同じ宗教が続いては行かないことでしょう。心理学のような科学であっ...
潜在意識と顕在意識

潜在意識と顕在意識

皆様はよく、「潜在意識」とか「顕在意識」とかの言葉を使っていらっしゃるかと思います。しかしながら、この考え方はあくまでも心理学上の「仮説」であって、科学的に実証された事が無いことをご存知でしょうか?「潜在意識」や「無意識」の概念は、精神科医のジークムント・フロイトによって確立され、カール・ユングによってさらに発展しました。フロイトは、意識を「意識(顕在意識)」、「前意識」、「無意識(潜在意識)」の3つの領域に分け、特に無意識が行動や感情に大きな影響を与えているとしました。それに対してユングは、フロイトの個人的無意識に加えて、人類共通の...
ユング

ユング

ユングもフロイトと同じように「夢の解釈」をするのですが、彼の業績は「広大無辺な無意識の世界を開拓した」と言うところにあるのではないでしょうか。彼は幽体離脱体験をして「宇宙即我」の悟りを得たようです。ユングは、一種の新興宗教的な雰囲気を漂わせながらも、キリスト教では新宗教をつくれないので、その代わりに「心理学」と言う学問で、「キリスト的新宗教」を世の中に問うたのではないかと思われます。また彼は、人類が共有する「元型」的な無意識のようなものについて、「元型論」と言う書籍の中で説いています。「元型」とは、今風で言えば「アカシックレコード」の...