執筆者 orior | 2026年06月06日 | 雑記帳
心理学者のアドラーはフロイトやユングと違い、「不幸な人や病人ばかりを研究しても、通常人や平均人など、普通の人以上の人には通用しないのではないか。」という考え方を持っていました。「今の心理学は、マイナスから出発し、何とかプラスマイナスゼロに戻そうとする心理学であるが、『病人を研究すれば、その理論が人類全体に通用する』ということはないのではないか。そうした病人や不幸な人の研究ばかりでなく、むしろ必要なことは、世の中で幸福に生きている人や、社会的に成功した人の研究をすることだ。『どうして、そうなったのか』ということを理解して、教えることがで...
執筆者 orior | 2026年06月04日 | 雑記帳
お坊さんが「夜、誰もいない真っ暗な本堂で人が歩く音が聞こえたり、チーンと鉦(かね)の音が聞こえたりする」という体験は、「よくあること」なのだそうです。お坊さんも慣れたもので、そうした不思議なことがあった翌日には、お葬式が入ったりするそうです。こうしたことも一種の「虫の知らせ」とも言えるでしょう。また、戦時中には「戦地に出向いているはずの子供や父親、兄弟などが、戦地で亡くなった同じ日の同じ時間あたりに、出征したところから帰ってきて『やぁ、ただいま』と言いながら、玄関を開けて戻ってきて歓談した。」というような夢を見て、「ああ、夢だったのか...
執筆者 orior | 2026年06月02日 | 雑記帳
心理学を学ぼうとする人たちの前に、必ず現れてくるユングとフロイト。彼らはどんな人でどんな関係だったのでしょう。お互いの一生については、ネットなどで検索すれば調べることが出来るので、ここでは割愛させていただきます。フロイトは深層心理の世界を認めて、「幼児虐待や幼児性欲という抑圧体験が、色々な心の不調和や社会との不適合を起こしていく」という結論を創って行く訳ですが、「これをユングに引き継いで欲しい」という考え方も持っていました。しかしユングは、フロイトと違い「民族の中に共通する『元型』のようなものがある。皆が持っているような、集合想念的な...
執筆者 orior | 2026年03月10日 | 雑記帳
フロイトは心理学と宗教を明確に分けていた様ですが、ユングは「宗教的真理の中にも、科学的真理と同じものがある」と考えていた節が見受けられます。心理学は、絵を描かせたり、箱庭を作らせてみたりすることで、その人の心の中に潜む「悩みの原因」を推測して行くわけですが、「悩みの解決」と言うところでは、宗教は何千年も行ってきた実績もあります。その答えによって、救われたか救われなかったかは、宗教の方は統計学的には分からないかも知れませんが、救われる人が少なかったのならば、何百年も何千年も同じ宗教が続いては行かないことでしょう。心理学のような科学であっ...
執筆者 orior | 2026年01月30日 | 雑記帳
皆様はよく、「潜在意識」とか「顕在意識」とかの言葉を使っていらっしゃるかと思います。しかしながら、この考え方はあくまでも心理学上の「仮説」であって、科学的に実証された事が無いことをご存知でしょうか?「潜在意識」や「無意識」の概念は、精神科医のジークムント・フロイトによって確立され、カール・ユングによってさらに発展しました。フロイトは、意識を「意識(顕在意識)」、「前意識」、「無意識(潜在意識)」の3つの領域に分け、特に無意識が行動や感情に大きな影響を与えているとしました。それに対してユングは、フロイトの個人的無意識に加えて、人類共通の...