執筆者 orior | 2025年11月08日 | 雑記帳
オイゲン・ヘリゲルというドイツ人哲学者が、日本を訪れて、弓の名人について教わった時のお話しが書かれた「弓と禅」と言う書籍があります。ヘリゲルは弓の名人という人に教えを請うのですが、名人は「心の眼で的を見て射ろ!」と言います。しかしヘリゲルは、その言葉の意味が理解できません。「肉眼でどう見て、どう構えて、どこを狙って、どのくらいの強さで弓を引いて、どういうタイミングで矢を放てば、的に命中するかを科学的、合理的に教えて欲しい。」と訴えますが、名人は全然教えてくれず、ただ「心の眼で的を見ろ。」としか言いません。ヘリゲルは「もう辞める!」と言...
執筆者 orior | 2025年11月07日 | 雑記帳
「お金持ちになりたい!」とか「海外旅行にいっぱい行きたい!」とか「家や車を持ちたい!」など、私達には様々な欲望があります。これを単に「欲」と片付けてしまったら、私達の成長も止まってしまいます。欲があるから、頑張れますし、努力も出来ます。欲望は、生命あるものにとっては当たり前にあることですし、これは動物、植物も例外ではありません。その欲望が「富の本質」をよく表している様に思います。例えば、植物は葉の中に栄養分を蓄えようとします。それは自らの仕事を成すためです。では植物の仕事とはなんでしょうか。一つには「花を咲かせる」という仕事もあります...
執筆者 orior | 2025年10月31日 | 雑記帳
前にも書いた事がありますが、「侍=武士」だと思っている日本人が多いようなのですが、根本的な点で異なります。簡単に言うと、原則は「武士は武力を持って戦う者」であり、「侍は聖者や神仏に関わる人達を護る者」です。従って、侍は武力を行使すれば一見武士のように見えますが、ただ「武力を使って戦う者」のことを「侍」とは言いません。そこには、根本的な精神性の違いが大きくあります。侍(サムライ)は縄文時代から存在したと思われます。そして平安時代辺りから、侍よりも武力を持って戦う者(武士)が台頭してきて、本当のサムライが減ったと推測できます。平家や源氏は...
執筆者 orior | 2025年10月27日 | 雑記帳
皆様の中には、占い好きの方がいらっしゃるかも知れません。もともと占いは「『売らない』だから、物を売らないんだよ」ということを、言っている人もいらっしゃいます。別に占いは物を売らないから「うらない」のではなく、「裏がない」から来ているとも言われてます。「裏がない」とはどういう事かと言うと「裏がない」とは、「表もない」と言うことで、言い換えてみれば「裏も表もない」つまりは「包み隠さない」と言うことになります。従って、本来は裏も表もなく、自身の考えや思想に関係なく、「降りて来たものを伝える」ことが占いなのですが、その時に問題になるのが「降り...
執筆者 orior | 2025年10月26日 | 雑記帳
もう40年前頃に「金八先生」というドラマが流行りました。そのため「金八先生が良い先生の代名詞」のようになり、現場の先生方が大変困ったと聞いたことがあります。何が困ったかと言うと、武田鉄矢が演じる金八先生は、落ちこぼれの生徒やトラブルを持っている生徒に寄り添い、その生徒を助けて行くのですが、学校に子供達を預けている親御さん達が、教師の理想像に「金八先生」をもってくる為に、「なんで、ここの学校先生は金八先生みたいな教師が居ないのか!」と文句を言ってくる事が大変増えたそうです。ドラマの中の話なので、現実の教育現場では、そんなドラマ通りに進ま...
執筆者 orior | 2025年10月22日 | 雑記帳
「私は進化している」「私の会社、組織は発展している」という方々は大勢いらっしゃいますが、本当に「真なる発展」をしているかどうかは分かりません。自分の時間や身体を犠牲にして発展しているつもりの人や、きついノルマを従業員や会員に課して数字的な業績を伸ばしている会社が、「真なる発展」をしているとは言い難いでしょう。それでは「真なる発展とはどういうことを言うのか?」という事になります。真なる発展の定義には3つあると思っています。まず一つ目は「発展には『喜びが増幅する』という現象が伴う。」ということです。会社の建物や従業員が増えただけで発展をし...